時間切れ

翌朝、ホテルの朝食を3人で食べて終えるとレストランの入口付近の椅子に篠原先生が座っていた。

「おはようございます。みなさん良く眠れましたか？」

「「「先生！　おはようございます！」」」

「今日は、必要な書類を作成してから典子さんと色々と回ります。」

「弘美さんと陸くんの予定は？」

「俺は新しい学校に通うまで休みます。」

「私はまずマンションの掃除を陸として〜水道と電気を開けてもらう連絡もします。」

「わかりました。たぶん今日丸一日典子さんは　用事で居ませんが、よろしくお願いしますね！
わからない事は、田中さんに聞いて下さいね！」

「「はーい！」」

「では、典子さん私はこれから事務所へ向かいますので、支度が整ったら事務所へ来て下さい。」

「はい。わかりました。」