ハージェント家の天使
魔法
マキウスと婚姻届を提出しに行って、しばらく経った頃の昼下がり。
アマンテと交替してニコラを見ていたモニカは、ニコラのオムツを替えていた。
「オムツ替えもすっかり慣れたなあ……」
オムツを替えてスッキリしたニコラは、嬉しそうに笑っていた。
この世界にはまだ使い捨ての紙オムツは存在しておらず、布オムツを洗って使い回しをしていた。
布オムツは使用人達が洗っては、ニコラのベッド下の箱に補充してくれているのだが。
「あら、もうストックが無いのね」
昨晩から今朝にかけて、ニコラがお腹を下していたので、いつも以上にオムツを替えていた。
だからか、予備のオムツが無くなっていたのだった。
「う〜ん。すぐに使いたい訳でもないから、誰かに頼む程でもないし……」
アマンテを始めとする使用人は、昼休憩中であった。
呼べば来てくれるだろうが、こんな事で呼ぶのも躊躇われた。
「仕舞っている場所はわかっているから、自分で取りに行ってもいいよね」
後で誰かに言えばいいだろう、とモニカはニコラを抱いたまま部屋を出たのだった。
モニカの部屋のすぐ側が、ニコラの洋服や道具を仕舞っている倉庫部屋になっていた。
モニカが普段使っている部屋は、元々、乳母のアマンテとニコラの部屋にするつもりだったという事もあって、すぐ側にニコラの洋服やオムツなどを仕舞っている部屋があったのだった。
「あれ? 鍵がかかっているのかな?」
アマンテと交替してニコラを見ていたモニカは、ニコラのオムツを替えていた。
「オムツ替えもすっかり慣れたなあ……」
オムツを替えてスッキリしたニコラは、嬉しそうに笑っていた。
この世界にはまだ使い捨ての紙オムツは存在しておらず、布オムツを洗って使い回しをしていた。
布オムツは使用人達が洗っては、ニコラのベッド下の箱に補充してくれているのだが。
「あら、もうストックが無いのね」
昨晩から今朝にかけて、ニコラがお腹を下していたので、いつも以上にオムツを替えていた。
だからか、予備のオムツが無くなっていたのだった。
「う〜ん。すぐに使いたい訳でもないから、誰かに頼む程でもないし……」
アマンテを始めとする使用人は、昼休憩中であった。
呼べば来てくれるだろうが、こんな事で呼ぶのも躊躇われた。
「仕舞っている場所はわかっているから、自分で取りに行ってもいいよね」
後で誰かに言えばいいだろう、とモニカはニコラを抱いたまま部屋を出たのだった。
モニカの部屋のすぐ側が、ニコラの洋服や道具を仕舞っている倉庫部屋になっていた。
モニカが普段使っている部屋は、元々、乳母のアマンテとニコラの部屋にするつもりだったという事もあって、すぐ側にニコラの洋服やオムツなどを仕舞っている部屋があったのだった。
「あれ? 鍵がかかっているのかな?」