あの丘の向こうで

絵美里と光はある丘の上に来ていた―――



そこは光と海翔との思い出の場所。

光｢ここは…｣

絵美里｢そうです。ここは光様と海翔様が初めて出会った場所です。｣

光｢どうしてここに？｣

絵美里｢単刀直入に申し上げますと…

これから光様には私たち三人と海翔様がいらっしゃる世界に渡っていただきます。｣

光｢どういうこと？｣

絵美里｢それはまだ答えられません。今から隊長に連絡をいるので少しの間失礼します。｣

少し離れた林の中に絵美里は消えていった―――




光｢海翔さん…私はあなたを信じていいんだよね………｣




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