あの丘の向こうで

サリー｢スピッツさん大丈夫でしたか？｣

サリーとスピッツはジェネシス国の王城のとある一室に逃げ帰っていた。

サリー｢スピッツさん？｣

呼びかけても反応がないスピッツの顔を覗き込む…

いつも余裕で俺様主義のスピッツの表情には覇気がなく目が虚ろになっていた…

サリー｢…………今はそっとしておきますか。スピッツさん私は今から王に報告してきますので失礼します。｣

そう言い残して部屋をあとにする。

スピッツ｢ふざけんなよ…この俺様があんな餓鬼に………今まで俺は何をしていたんだ？今まで俺がしてきたことは無駄だったってのかよ…｣

スピッツは嘆いた。今までしてきたことが全否定され自分の存在理由が分からなくなってしまった。




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