あの丘の向こうで

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…


小鳥の鳴き声とともに朝が訪れる…

光｢ん…もう朝？今何時……｣

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

光｢遅刻する〜〜!!!!｣

あわただしく朝を迎えたこの少女は南光(ﾐﾅﾐﾋｶﾘ)。どこにでもいる普通の高校一年生である。
ただ少し抜けている所がありおっちょこちょい。しかしどこか憎めないその性格から周りの人からは温かい目で見られている。

光｢お父さんお母さん行ってきます。｣

机の上の写真にそう言って家から飛び出して行く。

朝のﾎｰﾑﾙｰﾑは８時１５分現在の時刻は7時５８分ギリギリ間に合うかの時間だ。
光｢こんな時に魔法があればいいのに。｣
現実にありはしないことを口にして学校を目指す。




自分の考えが覆された時あなたは何を思うのか…

そして願いが叶うとしたら何を願うのだろうか…




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