助
怪物の炎
怪物の炎
「ねぇ、龍上くん」
「なんだい、累」
累は、龍上からしてみれば、仲のいい後輩っていうところだろう
「そうだ、これは、僕の家の召使いさんから。鬼怒川さんにって手作りくっきーなんだけど」
「ありがとうそれにしても、龍上くんって召使いさんいたんだ」
「まぁね」
まぁ、いかに親元を離れるとはいえ、龍上家はもともとひろいのだ
だから、まぁこういうこともある
製薬会社の大手、龍上製薬。そのいえの御曹司である、龍上明
は、決められた人生を決められた通りに進むコースであり
ほんにんも別に、やりたいことなどないため、、強いて言うなら旅だが、まぁ
それを生業にしようとは思っていない
「ーーまぁ、ゆういつ自分で決められたことがそれだからね」
自分の、自分にとって大事なことである
そしてここから物語は始まる