パラダイス、虹を見て。
ヒカリノジジョ。
言葉の意味がわからず固まる。
「え?」
「ヒカリ、仮面舞踏会に行ったんだろ? 帰ってきてからずっと様子がおかしいって皆言ってた」
「それは・・・」
元夫に会っただなんて、誰にも言えるわけがない。
それよりも、重大なのはヒサメさんに抱きしめられたことだというのに…。
「そしたら、ヒサメがさ」
「えっ!?」
サーと血の気が引いていくのを感じる。
モヤさんは庭を眺めている。
「ヒサメが、ドレスを馬鹿にされて悲しんでるんじゃないかって」
「へ?」
予想もしていなかった言葉。
「俺も、ヒカリが来たドレス見せてもらったけど。流石にアレはないと思う…」
「え?」
深刻そうな表情でモヤさんがこっちを見る。
「ヒカリは優しいから、ヒョウのセンスの悪さに文句言えなかったんだろ?」
「え!?」
「謙遜しなくていいんだぞ。俺だってヒョウのセンスの無さには時折、ドン引きするんだから」
どうやら、ヒョウさんが選んだ、あの黄色いドレスがダサくて。
私が仮面舞踏会で恥をかかされた。
だけど、私はヒョウさんに文句を言うことが出来ず落ち込んでいる。
そう皆は解釈したらしい。
「今回のことを反省してさ。ヒカリにはやっぱり侍女をつけるべきだっていう結論になったわけ」
「え…、でも。女性禁制なんじゃ」
「そこは大丈夫。適任な奴だから」
にんまりと笑うモヤさん。
何故か、その笑顔を不気味だと感じる。
モヤさんを黙って見つめていると。
館のほうから、車のエンジン音が聞こえてくる。
「お、来たみたいだ。ヒカリ、行ってこい」
モヤさんにうながされて。
ツナギに麦わら帽子という格好のまま館の前へと走る。
ちょうど、館の前に車が止まっていて。
その目の前に、ヒョウさんと女の子が立っていた。
言葉の意味がわからず固まる。
「え?」
「ヒカリ、仮面舞踏会に行ったんだろ? 帰ってきてからずっと様子がおかしいって皆言ってた」
「それは・・・」
元夫に会っただなんて、誰にも言えるわけがない。
それよりも、重大なのはヒサメさんに抱きしめられたことだというのに…。
「そしたら、ヒサメがさ」
「えっ!?」
サーと血の気が引いていくのを感じる。
モヤさんは庭を眺めている。
「ヒサメが、ドレスを馬鹿にされて悲しんでるんじゃないかって」
「へ?」
予想もしていなかった言葉。
「俺も、ヒカリが来たドレス見せてもらったけど。流石にアレはないと思う…」
「え?」
深刻そうな表情でモヤさんがこっちを見る。
「ヒカリは優しいから、ヒョウのセンスの悪さに文句言えなかったんだろ?」
「え!?」
「謙遜しなくていいんだぞ。俺だってヒョウのセンスの無さには時折、ドン引きするんだから」
どうやら、ヒョウさんが選んだ、あの黄色いドレスがダサくて。
私が仮面舞踏会で恥をかかされた。
だけど、私はヒョウさんに文句を言うことが出来ず落ち込んでいる。
そう皆は解釈したらしい。
「今回のことを反省してさ。ヒカリにはやっぱり侍女をつけるべきだっていう結論になったわけ」
「え…、でも。女性禁制なんじゃ」
「そこは大丈夫。適任な奴だから」
にんまりと笑うモヤさん。
何故か、その笑顔を不気味だと感じる。
モヤさんを黙って見つめていると。
館のほうから、車のエンジン音が聞こえてくる。
「お、来たみたいだ。ヒカリ、行ってこい」
モヤさんにうながされて。
ツナギに麦わら帽子という格好のまま館の前へと走る。
ちょうど、館の前に車が止まっていて。
その目の前に、ヒョウさんと女の子が立っていた。