キミの王子様は俺だよ
私は2年生は、2年7組になった。朱莉ちゃんと同じクラス。やったー。凛くんは隣のクラスの2年6組。

クラスの席に着くなり、クラスはガヤガヤとしていた。

みんな楽しげに会話をしている。

どんなクラスになるかな〜。2年生はどんな生活が出来るだろうとそんな事を私は考えていた。

『み…の…』
「深乃!大丈夫?聞こえてる」

と朱莉ちゃんが私の顔の前で手を振っていた。

「あ、朱莉ちゃん!ごめん。考え事してた〜」
「そっか!ならよかった」

と朱莉ちゃんはニコッと私に微笑んだ。おお、朱莉ちゃん…いや、朱莉様キレイです。
私は朱莉ちゃんに微笑み返した。

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