キミの王子様は俺だよ



ーキーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴って、私は凛くんと校舎裏に行った。

「凛くん…何か話しがあるの?」

「深乃…お前俺がここに呼んだの全然分かってないんだな…」

と凛くんからガシッと両肩を捕まれ壁に押された。

怖い…何!?凛くん??いつもの凛くんじゃない。私は小刻みに震えた。

「俺はな…俺はお前のことが好きなんだよ!これまでだって深乃を追っかけてたんだぞ!」

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