蜜甘同居 こじらせ中 ゾルック 二人目
ご主人様の抱き枕
「俺が頑張れるのは
雪那がいてくれるからだよ。
ありがとう」
私の部屋にこだまする
ハチミツみたいに甘い癒し声。
「雪那がいてくれないと。
俺、ダメになっちゃうからね」
後ろから
ふんわりと抱きしめられ。
背中から伝わる彼の温もりが
私の頬の熱まで上げていく。
「私は……
千柳様専属のメイドとして
当たり前のことをしているだけで……」
「雪那は
メイドなんかじゃないでしょ?」
「えっ?」
「俺専用の……抱き枕……」