記憶をなくした君へ
第一章 優希と僕
スイーツ
僕と優希は小さい頃から一緒でカップルと間違われるくらい仲が良かった。優希は明るくて、フレンドリーな子だった。でも僕は優希みたいに誰とでも話せるわけじゃなかったからいつも1人だった。優希はそんな僕をいつも気にかけてくれた。
「はーるき!今日一緒に帰ろ!」
HRが終わって優希はそう言ってくれた。でも、優希の友達の一堂《いちどう》は
「ねー優希、今日パフェ行くんじゃないの?」
僕を睨みつけながら言った。僕は優希がパフェ食べに行きたいんだと思い
「優希、パフェ食べてきなよ。」
「ごめん紅音《あかね》!今日パス!じゃまたあした!」
優希は僕の手を取り走り気味に昇降口へ向かった。僕は優希が友達より僕を優先したことに驚いた。優希は特にスイーツが好きだからそっちを優先すると思ってた。だから僕は、
「ねぇ優希、なんでパフェ食べに行かなかったの?」
そう聞くと優希少し迷ってこういった。
「実は春樹と行きたくて。春樹、最近すぐ帰るから。」
優希はそういうと半ば強引に連れてった。
「はーるき!今日一緒に帰ろ!」
HRが終わって優希はそう言ってくれた。でも、優希の友達の一堂《いちどう》は
「ねー優希、今日パフェ行くんじゃないの?」
僕を睨みつけながら言った。僕は優希がパフェ食べに行きたいんだと思い
「優希、パフェ食べてきなよ。」
「ごめん紅音《あかね》!今日パス!じゃまたあした!」
優希は僕の手を取り走り気味に昇降口へ向かった。僕は優希が友達より僕を優先したことに驚いた。優希は特にスイーツが好きだからそっちを優先すると思ってた。だから僕は、
「ねぇ優希、なんでパフェ食べに行かなかったの?」
そう聞くと優希少し迷ってこういった。
「実は春樹と行きたくて。春樹、最近すぐ帰るから。」
優希はそういうと半ば強引に連れてった。