カラフル☆デイズ

深月先輩が目を伏せ、私の手をキュッと、少しだけ強く握り返してきた。




「……まひるのこと、好きだよ」




抱き締められて、深月先輩の肩越しに見た空には、くっきりと真昼の月が浮かんでいた。









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