私を守ってくれる王子様はドS王子!?
「また?」

と、驚く警察官を不思議そうに見る須藤。

そうなりますよね…


「多分…ハッキリとはわからないんですが、後ろから足跡聞こえたんです」

「それは方向が同じとか考えないのかな?」


考えたけど、須藤も言ってたし…


「俺、見てるんですよ。
怪しい奴がコイツを見ながら跡つけてる姿」

「そう、顔とか特徴とか覚えてる?」

「暗くてハッキリとは…なんとなくならわかりますが」


須藤と警察官がやり取りしてるのを黙って見てる私。

なんか申し訳なくなってきた…


須藤が特徴を言って、警察官が似顔絵を書いていく。

出来上がってみると…


「この人って…」

「前の犯人だね」


2年前の犯人だった。

でも、どうして?捕まってるはずじゃ…?


「先日釈放されたみたいなんだ」

釈放、ですと?

「そうなんですか…」


こんな奴、一生牢屋に閉じ込めとけばいいのに。

そうしたら私だってこんな目には…
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