昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
彼は私の手を外して悪戯っぽく目を光らせる。
「それは……」
言い訳を必死に考えるも、こんな間近に彼の顔があるとまともにものを考えられない。ハラハラしながらただ彼を見つめるばかり。
「それは? なに?」
クールな顔で聞き返す彼。
「わっ、顔が近いです」
ひどく動揺している私の額に彼はコツンと自分の額を当てて尋ねる。
「だから、キスした時はもっと近かった。忘れたか?」
鷹政さんの問いにブンブンと首を左右に振るが、彼はフッと笑みを浮かべ、私の唇に自分の唇を重ねた。
唇が柔らかいというのは、彼ので初めて実感したが、もうそんなことを考える余裕はなくなった。
クチュッと水音がしたかと思ったら、彼の舌が私の口を押し開ける。
ビックリして目を見開くも、彼は止まらない。
彼の舌が私の舌に触れ、「うう……ん」とくぐもった声をあげれば、彼は私の頭を掴んでさらにキスを深めた。
頭の中は真っ白。
キスってただ口と口をくっつけるだけだと思っていた私にはあまりにも刺激的すぎる展開。
「それは……」
言い訳を必死に考えるも、こんな間近に彼の顔があるとまともにものを考えられない。ハラハラしながらただ彼を見つめるばかり。
「それは? なに?」
クールな顔で聞き返す彼。
「わっ、顔が近いです」
ひどく動揺している私の額に彼はコツンと自分の額を当てて尋ねる。
「だから、キスした時はもっと近かった。忘れたか?」
鷹政さんの問いにブンブンと首を左右に振るが、彼はフッと笑みを浮かべ、私の唇に自分の唇を重ねた。
唇が柔らかいというのは、彼ので初めて実感したが、もうそんなことを考える余裕はなくなった。
クチュッと水音がしたかと思ったら、彼の舌が私の口を押し開ける。
ビックリして目を見開くも、彼は止まらない。
彼の舌が私の舌に触れ、「うう……ん」とくぐもった声をあげれば、彼は私の頭を掴んでさらにキスを深めた。
頭の中は真っ白。
キスってただ口と口をくっつけるだけだと思っていた私にはあまりにも刺激的すぎる展開。