昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
「もっとゆっくり風呂に入ってるかと思った」
私を見て頬を緩める彼に尋ねた。
「鷹政さんはもうお風呂には入ったんですか?」
「ああ。露天風呂から星が見えたから、ここでじっくり見ようと思ってすぐに上がったんだ」
チラッと星空を見上げる彼の横に腰かけ、拗ねるように言った。
「ズルイです。私にも教えてくださいよ」
「男の俺が女風呂に行くわけにはいかないだろ?」
茶目っ気たっぷりに笑う彼。
私も想像して笑ってしまった。
「そうですね。星がいっぱい見えて綺麗。東京よりもよく見えますね」
空を見上げると、無数の星が宝石のように輝いていた。
「東京より明かりが少ないからな。あの物凄く明るいのが木星、その横に少し小さく見えるのが土星」
星を指差して説明する彼の言葉に相槌を打つ。
「木星と土星って肉眼で見えるんですね」
「あと三つキラキラ輝いているのが夏の大三角形のベガとアルタイルとデネブ」
彼の指が差す星を目で追う。
「わあ、本当に三角形に見えます」
私を見て頬を緩める彼に尋ねた。
「鷹政さんはもうお風呂には入ったんですか?」
「ああ。露天風呂から星が見えたから、ここでじっくり見ようと思ってすぐに上がったんだ」
チラッと星空を見上げる彼の横に腰かけ、拗ねるように言った。
「ズルイです。私にも教えてくださいよ」
「男の俺が女風呂に行くわけにはいかないだろ?」
茶目っ気たっぷりに笑う彼。
私も想像して笑ってしまった。
「そうですね。星がいっぱい見えて綺麗。東京よりもよく見えますね」
空を見上げると、無数の星が宝石のように輝いていた。
「東京より明かりが少ないからな。あの物凄く明るいのが木星、その横に少し小さく見えるのが土星」
星を指差して説明する彼の言葉に相槌を打つ。
「木星と土星って肉眼で見えるんですね」
「あと三つキラキラ輝いているのが夏の大三角形のベガとアルタイルとデネブ」
彼の指が差す星を目で追う。
「わあ、本当に三角形に見えます」