私のカオル君
彼を彼の実家近くの無人駅へ
送った。
なかなか彼は車から降りない。
私も降りてほしくなかった。
降りたら、もう会えないかもしれない。
彼も私も黙ったままだった。
『抱きしめていい?』
囁くように言う彼の言葉に
泣きそうになった。
私の返事を聞く前に彼は私を強く抱きしめ
『何で会っちゃったんだろね。』と
静かに言った。
もう抑えてた涙は
止まらなくなっていた。
こんな初めて会う
しかも数時間。
この数時間でこんなにも恋しい相手に
なるなんて思わなかった。
好きで好きでたまらなかった。
離したくなくて。
彼は『キスしていい?』
と聞いてきた。
『次いつ会えるか分からない人とはキス出来ない。。』
何でそんな事言っちゃったんだろう。
『ごめんね。』
彼に謝ってほしくなかった。
ただ抱きしめて
名残惜しそうに見つめて
『気おつけて帰ってね』
そう言って彼は帰って行った。
何もない
ただ好きと言う感情を
置いてけぼりにされて
彼との別れが。
たった数時間の恋。
送った。
なかなか彼は車から降りない。
私も降りてほしくなかった。
降りたら、もう会えないかもしれない。
彼も私も黙ったままだった。
『抱きしめていい?』
囁くように言う彼の言葉に
泣きそうになった。
私の返事を聞く前に彼は私を強く抱きしめ
『何で会っちゃったんだろね。』と
静かに言った。
もう抑えてた涙は
止まらなくなっていた。
こんな初めて会う
しかも数時間。
この数時間でこんなにも恋しい相手に
なるなんて思わなかった。
好きで好きでたまらなかった。
離したくなくて。
彼は『キスしていい?』
と聞いてきた。
『次いつ会えるか分からない人とはキス出来ない。。』
何でそんな事言っちゃったんだろう。
『ごめんね。』
彼に謝ってほしくなかった。
ただ抱きしめて
名残惜しそうに見つめて
『気おつけて帰ってね』
そう言って彼は帰って行った。
何もない
ただ好きと言う感情を
置いてけぼりにされて
彼との別れが。
たった数時間の恋。