結婚の意味


何時の間に主任の分のコーヒーもいれていたのか。だんだん周りの様子もしっかりと見れるようになってきたんだなって

『東堂。新島さんところいくぞ』

『はい。』

外回りの準備もしなしと。時間がない・・・

『主任。藍沢さんから内線です』

ビクッ。その名前を聞くだけで今は反応してしまう。出来るだけ今は会いたくない。主任だったらうまくできそうだけど

『なんだ。

あぁ。今日こちらは打ち合わせだ
だったら、15時だ。いいや。俺と瀬川がいく。』

そういって主任は電話を切った。

『東堂なにボーとしている』

『はい。すみません』

急いで準備していく。佐野は手でさようならしてくれて私は主任と向かっていく
きっと急な会議がはいったんだろう。この企画のことだろう

『主任』

『なんだ』

『この企画のことの会議ですよね?
私がきまづいからですよね』

そうあるきながらきくと主任は急に立ち止まってこちらに体をむけた
『違う

それにたしかにそれもあるが。俺の見えないところで何かされたら俺も瀬川も助けれない。もしも他にされていたら?
お前はもう少し危機感を覚えろ』


『すみません』

< 150 / 167 >

この作品をシェア

pagetop