結婚の意味

『こうやって東堂さんと歩くのも懐かしいよ』

『そうですね。あのことはよくいたんで
主任。私飲み物の準備がありますのでここでしつれいします』


そう。出来るだけ彼とは２人にはいたくない。前とは違い密室ではないが、危ないと思う

『手伝おうか？』

『藍沢さん。大丈夫ですよ。俺がするんで。
会議室にもう氷川主任がいるんで座っててください』

そういって彼と私の間にはいったのは瀬川さんだった。この人はスーパーマンか

『そう。だったらおねがいね』

すんなり受け入れて瀬川さんはこちらをむくと心配そうな顔をしていた。きっとたくさん心配をかけてしまったんだろう

『ありがとうございます』

『いいよ。コーヒーいれよ？』

瀬川さんは、なにも聞かないでいてくれた。それがとてもたすかった。今は聞かれても何も答えれない。

『会議いるらしい』

『聞きました』

『東堂。大丈夫？』

『はい。色々迷惑かけてすみません

仕事ですし、それに彼はアメリカに婚約者と行くんですから』


『そうだね』


これは瀬川さんに言っていたが、自分に言い聞かしていた。お前は違うぞって


『行くよ』


『はいっ』


いざ！戦時に