結婚の意味
『あっ。有給申請しないと』
忘れないうちにしないと後々でめんどうになるのはわかっている。
『なんかあったの?』
佐野が朝の書類の整理をしながら私の方を見て聞いてきた。
『結婚式』
『でたよ。第二次ラッシュ』
そう。佐野も私と同期になるから歳は同じでそれでも彼女には素敵な彼氏がいるみたいだ。結婚はしていないようで・・・・
『まあね。早めにだしておこうかとね』
『そうれがいいわよ。主任が来る前にだせば??
瀬川さんあんまりそういうのやんわりとしてくるからさ』
そう。うちの主任はなぜかすごく有給になるときにするようで・・・特にこれといったことはないが、あんまりか聞かれても正直めんどくさいが、かってしまう
『そうね』
『まあ。それは東堂だけなんだけどね』
『私のことあんまり好きじゃないからよ
佐野の有給もすんなりといけて私だけいけないのと、なんだか色々と出てきしまうわ』
『後でまたきいてあげるから』
朝から愚痴はいいたくないが、どうしても世の中言わないと社会なんてやっていけない。その中の1人がこの私だ
申請を書いてさっさと瀬川さんにだしていこう