ずっとあなたが好きでした。
*
(あぁ、頭痛い…)
夜更かしをしてしまったせいで、次の日はすこぶる不調だった。
私は昔から早寝早起きだけど、昨夜は潤とのLINEのお陰で目が冴えて、その後は落ち込み過ぎて眠れなくなって…
結局、ほとんど眠れなかった。
(休みで良かったな……)
そんなことを思いながら、私は昼近くまで部屋でゴロゴロしていた。
「あれ~?」
両親は家にいなかった。
どこに行ったのかはわからないけど、仕方がないから、あるもので昼食を済ませた。
食事をしたら、なんとなく気分は楽になった。
さっき飲んだ痛み止めがようやく効いて来たのかもしれない。
そうなると、家にいるのがもったいないように思えて来て、私は出かけることにした。
電車に乗り、繁華街のコーヒーショップに向かった。
(美味しい……)
コーヒーをすすりながら、私はぼんやりと外を眺めた。
頭に浮かぶのは、潤の顔だった。
子供の頃でも、学生の頃でもない、昨日の潤の顔…
(潤……あ……そうだ!)
私はコーヒーショップを出て、歩き始めた。
行き先は映画館だ。
潤と一緒に見に行ったあの映画のリメイク。
昨日はほとんど見られなかったから、今日、ゆっくり見ようと思い付いたんだ。
今回は、出演者も監督もまるで違う。
どんな風に変わってるんだろう?
ワクワクした気分で、私は映画館に足を踏み入れた。
(あぁ、頭痛い…)
夜更かしをしてしまったせいで、次の日はすこぶる不調だった。
私は昔から早寝早起きだけど、昨夜は潤とのLINEのお陰で目が冴えて、その後は落ち込み過ぎて眠れなくなって…
結局、ほとんど眠れなかった。
(休みで良かったな……)
そんなことを思いながら、私は昼近くまで部屋でゴロゴロしていた。
「あれ~?」
両親は家にいなかった。
どこに行ったのかはわからないけど、仕方がないから、あるもので昼食を済ませた。
食事をしたら、なんとなく気分は楽になった。
さっき飲んだ痛み止めがようやく効いて来たのかもしれない。
そうなると、家にいるのがもったいないように思えて来て、私は出かけることにした。
電車に乗り、繁華街のコーヒーショップに向かった。
(美味しい……)
コーヒーをすすりながら、私はぼんやりと外を眺めた。
頭に浮かぶのは、潤の顔だった。
子供の頃でも、学生の頃でもない、昨日の潤の顔…
(潤……あ……そうだ!)
私はコーヒーショップを出て、歩き始めた。
行き先は映画館だ。
潤と一緒に見に行ったあの映画のリメイク。
昨日はほとんど見られなかったから、今日、ゆっくり見ようと思い付いたんだ。
今回は、出演者も監督もまるで違う。
どんな風に変わってるんだろう?
ワクワクした気分で、私は映画館に足を踏み入れた。