ずっとあなたが好きでした。
side 翔子
(どういうこと…?)
私は戸惑い、潤からのLINEをただみつめた。
*
『こちらこそ、どうもありがとう。
僕も楽しかった。』
私が送った定型文みたいなLINEに返ってきたのは、やはり定型文みたいなLINEだった。
きっと、潤は怒ってるんだ…
だから、あんな冷たいLINEを。
それに、あれを最後に全くLINEは来なくなったもの。
完全に、嫌われた…?
辛い。
こんなことなら、正直に言えば良かったかな。
でも、今更そんなことを言っても仕方がない。
苦しくて悲しくてどうしようもない時に、そのLINEは舞い込んだ。
『土曜日、用事ある?
時間があったら、ちょっと会えないかな?』
なんだろう?
会って、何をするつもりなんだろう?
潤の意図が全くわからない。
しばらく動くことが出来ずに、ただただ、画面をみつめていた。
そして、私は返信した。
『土曜日なら空いてるよ。』
入り交じる様々な感情の中で、『潤に会いたい!』という気持ちが一番強かった。
だから、そんな返信をしてしまった。
自分の馬鹿さ加減に呆れたけれど、私には返信をしないことも、会うことを断わることも出来なかったんだ。
私は戸惑い、潤からのLINEをただみつめた。
*
『こちらこそ、どうもありがとう。
僕も楽しかった。』
私が送った定型文みたいなLINEに返ってきたのは、やはり定型文みたいなLINEだった。
きっと、潤は怒ってるんだ…
だから、あんな冷たいLINEを。
それに、あれを最後に全くLINEは来なくなったもの。
完全に、嫌われた…?
辛い。
こんなことなら、正直に言えば良かったかな。
でも、今更そんなことを言っても仕方がない。
苦しくて悲しくてどうしようもない時に、そのLINEは舞い込んだ。
『土曜日、用事ある?
時間があったら、ちょっと会えないかな?』
なんだろう?
会って、何をするつもりなんだろう?
潤の意図が全くわからない。
しばらく動くことが出来ずに、ただただ、画面をみつめていた。
そして、私は返信した。
『土曜日なら空いてるよ。』
入り交じる様々な感情の中で、『潤に会いたい!』という気持ちが一番強かった。
だから、そんな返信をしてしまった。
自分の馬鹿さ加減に呆れたけれど、私には返信をしないことも、会うことを断わることも出来なかったんだ。