愁い流して
近藤「総司!なんてこと言うんだ!」



沖田「えー、じゃあどうするんです?」



近藤「勇気くん、君は本当に何も覚えていないんだね?」



「はい」



近藤「、、、わかった、君が私たちの敵かどうかわからない以上釈放するわけにはいかない。
君の身柄は預からせてもらおう。
帰る場所もないのだろう?」



「はい」



土方「近藤さん!何を言ってるんだ!
もしこいつが嘘をついていて記憶をなくしていなかったら長州に情報を流したり攻撃したい放題じゃねぇか!」



沖田「そうですよ!もし近藤さんが狙われたらどうするんですか?!」



近藤「その時はお前たちが守ればいい、それに私も簡単には殺されたりしないさ、なっ斎藤」



斎藤「そうですね」



はっはっはっと近藤さんは大きな声で笑う



「俺、ここにいていいんですか?」



まあ、宿が確保できるのは願ったりだが、もしこれで間者の疑いで拷問されることになったらたまったものではない



だけどこの人多分、、、



近藤「ああ、君の素性がはれるまではここにいてもらうよ」



土方さんは渋々納得という感じ



近藤「総司この子を部屋に連れて行ってくれ」



沖田「はーい!では勇気さん、行きましょう!」
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