愁い流して
近藤「なるほど、それは大変だったなあ勇気くん」



土方「近藤さん!そんな簡単に信じちゃダメだ!
これで長州の間者だったらどうするんだ!?」



近藤「だがなあ、今の話を聞く限り結構信憑性は高いと思うが、、、」



沖田「僕も!今は信じて大丈夫だと思います!」



土方「、、、」



土方さんは納得がいかないように黙り込んだ



近藤「それで、勇気くん。君はこれからどうするつもりだったんだ?」



「まあ、のらりくらり未来に帰る方法を探そうかと」



近藤「だったら、しばらくここにいるといい!」



「え?」



土方「?!近藤さん!」



近藤「未来に帰る方法が見つかるまでここで働いたらどうだい?ここなら衣食住保証される。
あとないと思うが、もし私達の敵だったらみすみす解放する訳にはいかない。そうするとここで見張った方がいいしな」



沖田「はい!面白そうだし僕は全然平気です!」



山崎「俺も構いません」



斎藤「俺も、近藤さんがそうおっしゃるのなら、、、」



土方「、、、はあ」



土方さんも観念したようだ



どうする、確かにいつ戻れる保証もないからここに置かせてもらえるのなら実際助かる



今の手持ちの持ち物だけじゃ全然足りない
このまままた盗みを働いてこそこそ生活するのも疲れるし



「、、、じゃあ、お言葉に甘えて」
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