愁い流して
「土方さんこそいつも起きてたんですか。
私が夜中に起きてるのこそこそみてたんですか」



土方「見てねーよ!
お前未来で何してたんだ?
そんな寝る暇もなかったのか」



「私が歴史家というのは以前に話しましたよね?
その仕事や叔父の仕事の手伝い、あとまだ学生だったので昼間は学校、、、今で言うと寺子屋に行ってたんです」



土方「まだ若いのに忙しそうだな」


「土方さんだって人のこと言えないじゃないですか。まあ確かに周りの同世代よりは忙しい方でした。
いつか叔父の仕事を継がないといけないので」



土方「それは歴史の仕事なのか?」



「それもあります。
向こうに帰ったらみんなに伝えますよ。
土方歳三は情の深い人だって。
初めて会った時は威嚇すごかったですけど」



くすっと笑って言ってみたら土方さんはちょっとむすっとした
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