愁い流して
土方side



俺が無視続けたからあいつはもう寝た



誰かと話したのかさっき言い合った内容とは別のことを言ってきた



俺も少し冷たくし過ぎたかもしれない



明日またちゃんと話をしよう



そう思い筆を置いた



あいつは背中を向けながら寝ていた



俺も休もう



布団に入る前にあいつの掛け布団を肩まであげようと思った



がばっ!



?!



初め何が起こったかわからなかった



掛け布団に触れた瞬間急に飛び起き俺の上をとり小刀を首筋に当ててきた



俺の上に乗っているこいつの表情は真顔、真っ黒で何も写していない瞳



あいつの目が怖かったのか急に飛び乗ってきて驚いたからなのか動悸がすごかった



土方side終
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