愁い流して
恐る恐る土方さんの横に行く



私が土方さんの腕に近づくと引っ張られ抱きしめられた



普段冷静な私も緊張した



けど心地いい



「、、、人の暖かさに触れるのはいつぶりだろう」



小さく呟いた



起きてるだろうけど土方さんは何も言わなかった



深く息をはいた



小さい頃からひとりぼっちで寝ていたからくすぐったくてへんな感じがした



誰かと一緒に寝るなんて記憶になかった



寝られないかもと思ったけど疲れていたのかすぐに記憶はなくなった
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