愁い流して

ヌフ

その日以降私は毎日稽古場で木刀を降った



すぐに手には豆ができた



毎日他の隊士と手合わせをし、その度に負けまくって心が折れそうになった



暫くすると手の豆がつぶれてさらに痛くなった



痛すぎて普段の家事も辛かった



だけどこれも外に出させてもらうためだと思い頑張った



「土方さん、失礼します」



土方「入れ」



「布団の準備しますね」



土方「ああ、頼む」



いつものように布団を敷いて先に寝る



「ではお先に休みます」
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