愁い流して
その後私は他の隊士たちとの手合せでは勝てることが増えていった



だけどやはり力負けしてしまうことが多かった



そこは自分で工夫して木刀を受け流し、もともと身につけていた護身術を活かして急所や気絶させる場所に寸止めで勝つ方法をとるようになった



そして斎藤さんや沖田さんとも勝つことは出来ないが引き分けやいい勝負になってきた



ある日沖田さんに真剣で勝負しようと言われた



「沖田さん本気ですか?」



沖田「はい!僕が切られることはまずないので君の実力を試すためにもどうです?」



「、、、わかりました。お願いします」



斉藤さんに本物の刀を渡された



人を殺す道具



木刀とは重みが全然違って少し怯んだ



沖田「勇気さん、準備はいいですか?」



「はい、いつでも大丈夫です」
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