5月21日。<前>
5月21日
今日は慎の誕生日。
朝からコンビニに寄ってお菓子を買う。
慎の誕生日プレゼントなのだ。
本当は何か買おうかと思ったけど、そんな仲じゃないなと思い、しかも慎の誕生日を知らされたのは昨日、考えた末辿り着いたのはお菓子。
朝イチで学校行き、慎が来るのを待つ。
慎が来た。
そうすると、いつもは遅刻間近でくる飯田大樹くんも今日だけは早くきていて慎が教室に入るのを見て、
「しーーーーーーーん!!!お誕生日おめでとう!!!!」
なんて教室に響き渡るほどの大きな声で叫ぶ。
「お前、うるさ」
慎は片耳を塞ぎながらうるさなんて言うけど、本当は嬉しいんじゃないかと思ってる。
皆んな揃って慎の方に駆けつける。
「「「おめでとう」」」
と言いながらプレゼントを渡す。
人気者だな〜と思いながら、慎の方をガン見する。
こんなに貰ってるんだから、私があげなくてもいいよねって思うようになってきた。
今日は慎の誕生日。
朝からコンビニに寄ってお菓子を買う。
慎の誕生日プレゼントなのだ。
本当は何か買おうかと思ったけど、そんな仲じゃないなと思い、しかも慎の誕生日を知らされたのは昨日、考えた末辿り着いたのはお菓子。
朝イチで学校行き、慎が来るのを待つ。
慎が来た。
そうすると、いつもは遅刻間近でくる飯田大樹くんも今日だけは早くきていて慎が教室に入るのを見て、
「しーーーーーーーん!!!お誕生日おめでとう!!!!」
なんて教室に響き渡るほどの大きな声で叫ぶ。
「お前、うるさ」
慎は片耳を塞ぎながらうるさなんて言うけど、本当は嬉しいんじゃないかと思ってる。
皆んな揃って慎の方に駆けつける。
「「「おめでとう」」」
と言いながらプレゼントを渡す。
人気者だな〜と思いながら、慎の方をガン見する。
こんなに貰ってるんだから、私があげなくてもいいよねって思うようになってきた。