恋する乙女はまっしぐら~この恋成就させていただきます!~
もうすぐ5時になる。
夏の朝は陽が昇るのも早くて部屋の中はすでに蒸し暑い。一度覚めた頭はやっぱりどう頑張っても寝れはしなくて、沖田先生との電話のやりとりや今夜のことが頭の中をぐるぐるしていた。
「あーダメっ!
落ち着かないからやっぱりもう起きよう!
お風呂でも入ってスッキリしよう!」
うん、あれこれ悩んだってしょうがない。今はもう全力で想うままにぶつかるしかない。
そう、私らしく今まで通りまっすぐにぶつかり続けるしかないのだ。
この7年、院内で姿を見つけドキドキして、目が合って胸がさらに鼓動を早めた。どんな小さな会話でさえも、言葉を交わせばその日は1日幸せで、好きな気持ちが私の心をいっぱいに満たす。
ようやくここまでたどり着けたのだ。どんな結果になろうと今は悔いが残らないように今まで以上にぶつかるしかない。
ずっとずっと想い続け、沖田先生を追いかけてきたのだ。悔いが残らないように!?
あわてて頭をぶんぶんふる。
(何弱気になってるのよ!
そういえば、、、、。
先生さっき私のこと"真琴"って名前で呼んでなかった!?)
電話越しに響いた低音の少しかすれた声がまだ耳に残っていて、プシューと頭から湯気が出そうなほど一瞬で顔が熱くなった。
「うぅっ、ダメっ、のぼせる。
もう上がろう。
なんか私、先生を落とすどころか私の方が先生にこれでもかっていうくらいに落ちまくりそう…」
夏の朝は陽が昇るのも早くて部屋の中はすでに蒸し暑い。一度覚めた頭はやっぱりどう頑張っても寝れはしなくて、沖田先生との電話のやりとりや今夜のことが頭の中をぐるぐるしていた。
「あーダメっ!
落ち着かないからやっぱりもう起きよう!
お風呂でも入ってスッキリしよう!」
うん、あれこれ悩んだってしょうがない。今はもう全力で想うままにぶつかるしかない。
そう、私らしく今まで通りまっすぐにぶつかり続けるしかないのだ。
この7年、院内で姿を見つけドキドキして、目が合って胸がさらに鼓動を早めた。どんな小さな会話でさえも、言葉を交わせばその日は1日幸せで、好きな気持ちが私の心をいっぱいに満たす。
ようやくここまでたどり着けたのだ。どんな結果になろうと今は悔いが残らないように今まで以上にぶつかるしかない。
ずっとずっと想い続け、沖田先生を追いかけてきたのだ。悔いが残らないように!?
あわてて頭をぶんぶんふる。
(何弱気になってるのよ!
そういえば、、、、。
先生さっき私のこと"真琴"って名前で呼んでなかった!?)
電話越しに響いた低音の少しかすれた声がまだ耳に残っていて、プシューと頭から湯気が出そうなほど一瞬で顔が熱くなった。
「うぅっ、ダメっ、のぼせる。
もう上がろう。
なんか私、先生を落とすどころか私の方が先生にこれでもかっていうくらいに落ちまくりそう…」