恋する乙女はまっしぐら~この恋成就させていただきます!~
先生の素顔(真琴)
「……」 「……」
お互いに見つめ合って数秒。
「うっ、なっなんで先生まで無言なんですか!
まさかっ!!先生も私に見惚れてた…とか?」
濃紺にストライプのスーツ、軽く髪を後ろに流した先生は、いつもの白衣姿も捨てがたいがスーツ姿がよく似合い、あまりの格好良さに言葉を失い思わず数秒見惚れてしまった。
同じようにじっと私を見ていた先生も、私の言葉にすぐに眉間にシワを寄せてジロっと睨んで目を反らせた。
[あー、冗談ですってば。そんな不機嫌な顔しないでくださいよ。す、み、ま、せ、ん!
先生、ねぇってば。、もう1度こっちみてくださいよ!
ほら、私頑張ってきたんですよ?
恋人が頑張って可愛く着飾ってきたんですからもう少し見て少しは褒めてくれても…」
「恋人…?」
先生の片眉がピクリと上がる。眉間に刻まれたしわはさらに深さを増し私を上から下まで再び眺めてふんっと鼻で笑った。
「そうだったな。そういえばお前…俺の恋人なんだよな一応」
「いっ一応でも何でも恋人ですっ!先生はその…恋人にはちょっとでもデレたりしないんですか?」
先生は首をひねりながら
「はっ?デレるってなんだ?意味がわからん」
と片手で顎をさわりながら
「しかし女はうまくばけるもんだな。お前仕事中はいつもスッピンだが、ちゃんとすればそこそこ見れるようになるんだな。俺の恋人としてはまぁ合格だ。美人にはほど遠いが美人よりは真琴は可愛いの部類だな」
と微かに口角をあげて…。
「えっ…」
これって…まさかのツンデレ?
いま、確かに可愛いって、可愛いって言ってくれたよね?
真琴って呼んだよね!?
お互いに見つめ合って数秒。
「うっ、なっなんで先生まで無言なんですか!
まさかっ!!先生も私に見惚れてた…とか?」
濃紺にストライプのスーツ、軽く髪を後ろに流した先生は、いつもの白衣姿も捨てがたいがスーツ姿がよく似合い、あまりの格好良さに言葉を失い思わず数秒見惚れてしまった。
同じようにじっと私を見ていた先生も、私の言葉にすぐに眉間にシワを寄せてジロっと睨んで目を反らせた。
[あー、冗談ですってば。そんな不機嫌な顔しないでくださいよ。す、み、ま、せ、ん!
先生、ねぇってば。、もう1度こっちみてくださいよ!
ほら、私頑張ってきたんですよ?
恋人が頑張って可愛く着飾ってきたんですからもう少し見て少しは褒めてくれても…」
「恋人…?」
先生の片眉がピクリと上がる。眉間に刻まれたしわはさらに深さを増し私を上から下まで再び眺めてふんっと鼻で笑った。
「そうだったな。そういえばお前…俺の恋人なんだよな一応」
「いっ一応でも何でも恋人ですっ!先生はその…恋人にはちょっとでもデレたりしないんですか?」
先生は首をひねりながら
「はっ?デレるってなんだ?意味がわからん」
と片手で顎をさわりながら
「しかし女はうまくばけるもんだな。お前仕事中はいつもスッピンだが、ちゃんとすればそこそこ見れるようになるんだな。俺の恋人としてはまぁ合格だ。美人にはほど遠いが美人よりは真琴は可愛いの部類だな」
と微かに口角をあげて…。
「えっ…」
これって…まさかのツンデレ?
いま、確かに可愛いって、可愛いって言ってくれたよね?
真琴って呼んだよね!?