恋する乙女はまっしぐら~この恋成就させていただきます!~
「なぁ、俺の都合で期限つきで付き合ったが、やっぱりこんなことはやめにしないか?」
突然切り出した俺の話に、彼女は顔をこわばらせて固まった。
「どうせ半年したらこの関係は終わるんだ。
その時、つらい思いをさせることになる。
これ以上一緒にいたら…」
"バンッ!!"
「沖田先生っっ!!」
固まって黙って俺の話を聞いていた真琴は、突然俺の言葉を遮ると、両手でテーブルを叩き勢いよく立ち上がって俺のことを睨んだ。
「私が辛かろうがどう思おうがそんなことどうでもいい!
私は、たとえ半年でも沖田先生と一緒に過ごしたいし彼女でいたい。
そう決めたのは私自身だし、それでいいって先生も言ったじゃない!
私、半年後に別れたくないなんて泣きわめいたりしないから!
だいたい、やっぱりやめようなんて男らしくないよ!」
いつもの力強い瞳が俺を真っ直ぐに見つめる。
「…それとも。
私のこと好きになりそうでこわい?」
不敵に微笑む彼女に
「誰が惚れるか。ばーか」
フンッと鼻で笑いとばし、やはりこのまま半年一緒に過ごすしかないと腹をくくった。
「じゃあいつまでにする。
半年後なんて曖昧にしていないでいつまでかはっきりした日を決めてくれ」
「…25日。12月25日まで…」
「クリスマス…?」
「はい。
最後くらい、思い出を作ってもいいでしょ?
この日は…朝まで一緒に過ごしたい…」
ストンと椅子に腰を下ろした彼女は、眉毛をさげて寂しそうに微笑んだ。
「最後の思い出に抱いてなんて言いません。
ただ、一緒の夜を過ごしたい…それだけです」
突然切り出した俺の話に、彼女は顔をこわばらせて固まった。
「どうせ半年したらこの関係は終わるんだ。
その時、つらい思いをさせることになる。
これ以上一緒にいたら…」
"バンッ!!"
「沖田先生っっ!!」
固まって黙って俺の話を聞いていた真琴は、突然俺の言葉を遮ると、両手でテーブルを叩き勢いよく立ち上がって俺のことを睨んだ。
「私が辛かろうがどう思おうがそんなことどうでもいい!
私は、たとえ半年でも沖田先生と一緒に過ごしたいし彼女でいたい。
そう決めたのは私自身だし、それでいいって先生も言ったじゃない!
私、半年後に別れたくないなんて泣きわめいたりしないから!
だいたい、やっぱりやめようなんて男らしくないよ!」
いつもの力強い瞳が俺を真っ直ぐに見つめる。
「…それとも。
私のこと好きになりそうでこわい?」
不敵に微笑む彼女に
「誰が惚れるか。ばーか」
フンッと鼻で笑いとばし、やはりこのまま半年一緒に過ごすしかないと腹をくくった。
「じゃあいつまでにする。
半年後なんて曖昧にしていないでいつまでかはっきりした日を決めてくれ」
「…25日。12月25日まで…」
「クリスマス…?」
「はい。
最後くらい、思い出を作ってもいいでしょ?
この日は…朝まで一緒に過ごしたい…」
ストンと椅子に腰を下ろした彼女は、眉毛をさげて寂しそうに微笑んだ。
「最後の思い出に抱いてなんて言いません。
ただ、一緒の夜を過ごしたい…それだけです」