リアル
家に着いた。まだ高下大輔からの返信はない。


舞い上がっていた分気持ちが下がる。


バタバタと2階の自分の部屋へと上がった。 


制服をぬぎラフな恰好に着替えた。


カラコンもすぐさま外した。


一日つけていると目がゴロゴロとしてきて疲れてくる。


「一服...しようかなぁ...」


アタシはクローゼットの中に閉まってある小さな箱を取り出した。


「葉っぱ...」


頭がクラクラとしてきた。


イケナイ事だと分かっていてもその一瞬の刺激を求めてしまう...
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