リアル
「国内もそうだけど、海外もよく行ったよ。」
「海外いいですね。アタシ行った事なくて・・・。何処の国がよかったですか?」
少し間をおいてから、村上が口を開いた。
「・・・ドイツは良かったな。古城を見てきたんだけど、ノイシュヴァン シュタイン城って城があって・・・って興味ない話だよね・・・?」
アタシは大きく首を横にふった。
村上の話す事、全てに興味があったからだ。
ニッコっと笑うと話を続けてくれた。
「ルート ヴィヒ二世が建てた城なんだけど、凄く神秘的なんだ。シンプルなのに立体的で・・・」
こんな表情するんだ・・・
初めて見る無邪気な顔・・・
楽しそうに話す村上の顔を見ているだけで、アタシは幸せな気持ちになった。
「あの、綺麗な城をまなちゃんにも見せてあげたい。」
整った口元を上げながら言う。
話の流れなのは分かっていたが、凄く嬉しい言葉だ。
「海外いいですね。アタシ行った事なくて・・・。何処の国がよかったですか?」
少し間をおいてから、村上が口を開いた。
「・・・ドイツは良かったな。古城を見てきたんだけど、ノイシュヴァン シュタイン城って城があって・・・って興味ない話だよね・・・?」
アタシは大きく首を横にふった。
村上の話す事、全てに興味があったからだ。
ニッコっと笑うと話を続けてくれた。
「ルート ヴィヒ二世が建てた城なんだけど、凄く神秘的なんだ。シンプルなのに立体的で・・・」
こんな表情するんだ・・・
初めて見る無邪気な顔・・・
楽しそうに話す村上の顔を見ているだけで、アタシは幸せな気持ちになった。
「あの、綺麗な城をまなちゃんにも見せてあげたい。」
整った口元を上げながら言う。
話の流れなのは分かっていたが、凄く嬉しい言葉だ。