リアル
何時間だろう...

気がつけば高下大輔とずっと学校にいた。


それもアタシ達のいつもの所。


体育館裏だ。


高下大輔にその事も話した。


いつもここで煙草を吸い昼食をとる事。

夏子が辞めてしまって寂し事。


沢山沢山話した。


もぅ空には夕日が見える。


まだまだ高下大輔と一緒にいたかった。

両手にアゴを乗せて隣から高下大輔を見つめた。


凄く整った顔立ちをしている。


心の中で高下大輔が女の子だったら間違いなくアタシの負けだなって思った。


「どうしたの?」


高下大輔がアタシのほうを向いた。


目が合う。


心臓が止まりそぅなのに目がはなせない。
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