リアル
第5章 罪
三時限目。
茜、さえ、遥、アタシの四人は体育の授業にいた。
今日はバスケらしい。
アタシ達は体操服に着替えるのがダルイので見学。
ステージの上でアグラをかきながらメイクをしながらのおしゃべり。
さえが新作のマスカラを買ったらしい。
「やっぱメイベリンいぃよね~♪ボリュームが違う♪」
弾んだ声で茜が言う。
遥は無関心なのか音楽を聞いている。
アタシはカラコンをはずした。
目がゴロゴロして痛いからだ。
それぞれ勝手な事をしていると遥が...
「退屈じゃねぇ~最近刺激がない。」
アタシは今念願の高下大輔と付き合う事ができた。
だから今はそっちに夢中になりあまり刺激を求めていない。
「確かに~」
さえが言う。
「何か面白い事探す?」
おもしろい事...?おもしろい事...?
そぅ頭の中で考えている時プレー中のバスケットボールが飛んできた。
ドンっ!!!
さえの頭に命中した。
「ごめんなさぁ~い!!」
駆け寄ってくるクラスメイトの女。
山口美紀だ。
アタシ達は一斉に睨みつけた。
「テメェ何処狙って球投げてんだよっ!!」
まっさきにキレたのは遥だ。
さえは涙目になり頭をおさえている。
茜はさえを心配そうに抱えている。
「本当にごめんね!!大丈夫?怪我してない?」
ゆっくりと舌ったらずに喋る山口美紀に無性に腹が立った。
アタシは思わずステージから下り山口美紀の膝にケリを入れた。
茜、さえ、遥、アタシの四人は体育の授業にいた。
今日はバスケらしい。
アタシ達は体操服に着替えるのがダルイので見学。
ステージの上でアグラをかきながらメイクをしながらのおしゃべり。
さえが新作のマスカラを買ったらしい。
「やっぱメイベリンいぃよね~♪ボリュームが違う♪」
弾んだ声で茜が言う。
遥は無関心なのか音楽を聞いている。
アタシはカラコンをはずした。
目がゴロゴロして痛いからだ。
それぞれ勝手な事をしていると遥が...
「退屈じゃねぇ~最近刺激がない。」
アタシは今念願の高下大輔と付き合う事ができた。
だから今はそっちに夢中になりあまり刺激を求めていない。
「確かに~」
さえが言う。
「何か面白い事探す?」
おもしろい事...?おもしろい事...?
そぅ頭の中で考えている時プレー中のバスケットボールが飛んできた。
ドンっ!!!
さえの頭に命中した。
「ごめんなさぁ~い!!」
駆け寄ってくるクラスメイトの女。
山口美紀だ。
アタシ達は一斉に睨みつけた。
「テメェ何処狙って球投げてんだよっ!!」
まっさきにキレたのは遥だ。
さえは涙目になり頭をおさえている。
茜はさえを心配そうに抱えている。
「本当にごめんね!!大丈夫?怪我してない?」
ゆっくりと舌ったらずに喋る山口美紀に無性に腹が立った。
アタシは思わずステージから下り山口美紀の膝にケリを入れた。