リアル
暫くすると杉田純一が入ってきた。


「待たせてごめんね。」


よく見るとなかなか良い顔立ちをしていた。


「え~と、まだ名前を聞いてなかったね?」


....


本名を名乗って大丈夫かなとアタシが考えていると...


「あっ別に源氏名でいいよ。適当に好きな名前でどうぞ。」

「...じゃぁ、まなみで」

何故か本名を名乗ってしまった。


「まなみちゃんね。了解したよ。え~っと歳は幾つかな?」


やっぱ実年齢じゃまずいよね...


「二十歳です...」


内心バレないか冷や冷やした。


「OK。この仕事は初めてだよね?」


「...はぃ...」


色々と杉田純一に教わった。


杉田純一は言った。

「やっぱ実践してみない事にはよくわからないよね。じゃぁ今からテーブルに着いてもらおうかな。」


なんか緊張してきたな。


アタシで大丈夫だろうか...


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