リアル
「まなみです。宜しくお願いしまぁ~す」


アタシはテレビでみたホステスみたいに命一杯の愛想笑いをしてみせた。


アタシが着いたテーブルにはお客さん三人と28歳くらいのホステスがいた。


なんかこのホステスケバイ。


無理矢理の谷間。


アタシはよく分からずお客の間に座らされた。


「まなみちゃんて言うんだ~♪可愛いねぇ♪ピチピチだねぇ♪」


キモイ....


息臭い....


アタシは物凄く不快だと感じた。


たわいもない会話を終え仕事が終わった。


「お疲れ。まなみちゃん。初仕事はどうだったかな?」


杉田純一が声を掛けてきた。


「...疲れました。」


「そうか。明日から続けられそうかい?」


アタシは迷ったが何て言ったて時給がいぃ。


「はぃ明日からもお願いします。」


こぅしてアタシの夜デビューが始まった。



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