リアル
日曜日。


アタシ(茜)はプラリとショッピングに出掛けた。


久しぶりに一人で買い物にきた。


たまには新鮮でいぃかもと思う。


喉も渇いたしお茶でも飲んで行こうかな。


そう思い、小さなレンガ調のカフェに入った。


アタシはアイスティーとレアチーズケーキを頼む事にした。

煙草に火をつけた。

ボンヤリしながら吸う煙草は美味しい。

「お待たせいたしました。」


小柄な白髪頭のマスターだ。


笑顔が優しそぅなマスターである。


アタシはお店の雰囲気とマスターがマッチしているこのお店を一目で気に入った。


ケーキを食べ終わり席を立とうとした瞬間、左手にぶらさげていたバックでテーブルのまだ少し入っていたグラスを倒してしまった。


ガチャンッ!!


「キャッ!」


その時またまた通り過ぎる男性のスーツにレモンティーをかけてしまったのだ。

「ごめんなさぃ!!」


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