狼男 無限自殺 編
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・・・また新たな場面・・・
ここは綾野が住んでる部屋か・・?
生活感が溢れているどこかのアパートの一室。
そこに・・何をするでもなく・・
綾野がベランダに出て、
無表情で外を眺めていた・・・。
『キャハッ!そろそろ食べ頃ね♡』
「!!!?」
『你好~♪』
「ようやく姿を現わしたか・・!」
『アハッ!ねぇお兄さん気付いた?』
「何が・・・!?」
『その塩顔イケメン・・
もう【声】を失ったよ。』
「・・・・・・・・は?」
『だってしょうないじゃ~ん。自分のせいで“3人もの命”を奪ったんだから。』
「どういう事だ・・?
あの暴走ドライバーの話か?」
『キャハッ!死んだのは・・
【五味フミヤ】【佐々木アオイ】
それに・・アオイちゃんのお腹にいた赤ちゃん!』
「!?」
『かわいそうにねぇ~。
病院まであとちょっとだったのに~!』
「・・・・・・・・・・・・。」
『あの運転手くんはねっ、
陣痛が始まって帝王切開が必要になった恋人を病院まで必死に運んでたんだよ♡
でも神様のイタズラはホントひどいんだから~。』
「・・・・・・・・・。」