狼男 無限自殺 編
「「!!?」」
「・・え・・・?なんですか?」
2人ともまだ・・
私に下ネタ攻撃したいのか・・
ユカリさんが食べかけのハーゲンダッツを机に置いて・・
藪さんはガバッとソファから起き上がる。
「・・・キョウスケ・・・・。」
「・・・・あぁ・・・・。」
「・・・・・???」
「キョウスケ!!」
「阿呆!!!落ち着け!!」
え!!?
ユカリさんが“!”付けて言葉を発したの・・初めて聞いたかも!?
「え・・え・・ど、どうしたんですか?」
ユカリさんが急に立ち上がって、
どこかに駆け出そうとして・・
藪さんがそれを思いっきり・・
抱き締めて止める・・!?
まさか・・・
「え・・私の目の前でいきなりピーーー始めるのはやめてくださいよ・・!!?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「お前はここに居ろ。俺が行く。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・阿呆、返事しろ。」
「・・・・・・うん。」
「・・???????」
「小松。」
「あ、はい・・。」
「ユカリの傍から絶対離れるな。
お前らはもう寝ろ。」
「え・・藪さんはどこかお出掛けですか・・?」
私の質問に答える間もなく・・パパッとシャツを着て背広を羽織って・・
いつものスタイルになった藪さんが部屋を出て行く・・。
「アンナさんごめんなさい驚かせて。」
「・・大丈夫ですか・・?」
「やっぱり呪怨を思い出して眠れなさそうです。」
「あ・・それですか!!?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「あ、私・・睡眠十分だから・・朝までオセロとかしてても大丈夫なぐらいですよ?」
「じゃあ2人でババ抜きでもやりましょう。」
「はいっ・・って2人でババ抜き!!?」