DIYで魔法世界を再建!
ハッとした私は、すぐ岩肌の上に駆け上がり、器になりそうな物を探す。するとそこに、運よく大きなココの実が落ちていた。
焦っていた私は、そのままココの実を岩肌に叩きつけ、強引に破る。本当は斧で割るのが一番安全なんだけど、教会に帰って持って来る余地はない。
その真っ二つに割れたココの実の殻を器にして、冷たい小川の水を汲む。そしてその水を、精霊さん達が集まっている岩陰に向かって思いっ切り投げ込んだ。
「・・・あぁ・・・冷たい・・・」 「もっと・・・もっとくれ・・・」
私はバケツリレーの容量で、熱せられた状態の精霊さん達に小川の水をかけ続ける。途中から腕の感覚がなくなっていたけど、その感覚すらも麻痺していた。
途中から、私を心配して来てくれた住人も集い、精霊さん達が全員落ち着くまで、1日以上皆で頑張り続けた。シナノ様に任せればすぐに済むんだけど、生憎シナノ様の完全復帰には、まだ時間がかかりそうだ。
焦っていた私は、そのままココの実を岩肌に叩きつけ、強引に破る。本当は斧で割るのが一番安全なんだけど、教会に帰って持って来る余地はない。
その真っ二つに割れたココの実の殻を器にして、冷たい小川の水を汲む。そしてその水を、精霊さん達が集まっている岩陰に向かって思いっ切り投げ込んだ。
「・・・あぁ・・・冷たい・・・」 「もっと・・・もっとくれ・・・」
私はバケツリレーの容量で、熱せられた状態の精霊さん達に小川の水をかけ続ける。途中から腕の感覚がなくなっていたけど、その感覚すらも麻痺していた。
途中から、私を心配して来てくれた住人も集い、精霊さん達が全員落ち着くまで、1日以上皆で頑張り続けた。シナノ様に任せればすぐに済むんだけど、生憎シナノ様の完全復帰には、まだ時間がかかりそうだ。