DIYで魔法世界を再建!
第四十一章 闇夜に紛れて・・・
「姉さん、眠れないからちょっと付き合って。その歌、もっと聞きたい」
「えぇー・・・
聞きたいと言われても・・・。」
アカペラを人の前で歌った事なんて一度もないから、一体どんな心境で歌えばいいのか分からない。歌手でもないのに、私のへたっぴな歌を聞きたいなんて言われた事も初めてだ。
学生がカラオケに行く理由は、友人の歌が聞きたいわけではない。ただ単に盛り上がりたい、ただそれだけ。だから私も、カラオケに言った後、友人が何を歌っていたかは大抵覚えていない。
ただ素人のアカペラが盛り上がるかと聞かれると・・・
「私すぐそこで寝てるから、歌い続けて。」
そう言いながら、ヌエちゃんは私のベッドに潜り込み、そのまま布団を被ってしまった。完全に此処で寝る気満々だ。
追い出す気にもなれなかった私は、渋々アカペラの続きを歌う。子守唄になるのかは分からないけど、寝てくれたらいいな・・・程度に思う事に。
「君の愛に触れた 君の声を聞いた
こんなに愛しいのに 愛しいのに・・・」
「えぇー・・・
聞きたいと言われても・・・。」
アカペラを人の前で歌った事なんて一度もないから、一体どんな心境で歌えばいいのか分からない。歌手でもないのに、私のへたっぴな歌を聞きたいなんて言われた事も初めてだ。
学生がカラオケに行く理由は、友人の歌が聞きたいわけではない。ただ単に盛り上がりたい、ただそれだけ。だから私も、カラオケに言った後、友人が何を歌っていたかは大抵覚えていない。
ただ素人のアカペラが盛り上がるかと聞かれると・・・
「私すぐそこで寝てるから、歌い続けて。」
そう言いながら、ヌエちゃんは私のベッドに潜り込み、そのまま布団を被ってしまった。完全に此処で寝る気満々だ。
追い出す気にもなれなかった私は、渋々アカペラの続きを歌う。子守唄になるのかは分からないけど、寝てくれたらいいな・・・程度に思う事に。
「君の愛に触れた 君の声を聞いた
こんなに愛しいのに 愛しいのに・・・」