DIYで魔法世界を再建!
「シーズよ、お前も気づいているんだろう。

 これが、人類の存続をかけた、『最後のチャンス』である事を・・・」

「「・・・チャンス??」」

「あぁ、恐らく彼は知っているのだ。

 あの古龍を止める方法を。」

「・・・はい、確実かどうかも分かりませんし、多くの危険を伴います。

 しかし、可能性が0というわけではありません。」

「・・・行きますよ、こうなったら。
 どんなに危険でも、どんなに可能性が低くても。もうこうなったら火の海に飛び込む覚悟です
 よ。このまま不安に怯えて生活するくらいなら、その僅かな可能性に賭けますよ。
 私の魔術は戦闘向けではありませんが、姉さんが一緒なら・・・!!」

「じゃあ、決まりね。」
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