DIYで魔法世界を再建!
シーズさんは、必死にヌエちゃんを抱き抱えながら、地面にへばりついていた。でもまさかここまで女王様が、往生際が悪いなんて、予想を飛び越えすぎて笑うしかない。
どうにかして女王様にトドメを刺したいけど、刺しに行ったところでブラックホールの餌食になる。何より、私にはもう武器がない。

・・・もうこうなったら・・・

「・・・ヌエ・・・
 シーズさん・・・頼むよ。
 コイツを仕留めるのは、私だけで十分だから・・・!!!」

「駄目だ!!!」 「駄目だよ姉さぁぁん!!!」





「おいおい、何一人でカッコつけてるつもりだ?」

「・・・・・・・


 ・・・・・えっ?」
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