DIYで魔法世界を再建!
「おぉ、頑張っているではないか。」
静寂に包まれた夜に響く声、私は思わず奇声を発してしまう。誰かと思ったら、シナノ様だった。
シナノ様は、ついさっきまでヌエちゃんと一緒のベッドで眠っていた筈。起こしてしまったのかと心配になっていたら、シナノ様は私の描いた設計図を見て、ウンウンと小さく首を縦に振る。
「お前は多くの動物達からも愛されておるなぁ、感心するぞ。それに此処は魔力が満ちておる。
これならヌエの体力も直に戻るであろう。」
「あの・・・聞いてもいいですか?
ヌエちゃんは、何歳の頃にシナノ様を召還なされたのですか?」
「そうだのぉ・・・あやつは一族の中でも特に優れた『神獣使い』だったからのぉ・・・
7歳頃じゃないかの。」
「私その時まだ『栞』しか作れませんでしたよ・・・」
「ほぉ、そなた栞も手作りできるのか。それはそれで凄いではないか。だが、魔術も使わずに、
どうやって作ったのだ?
今日の話を聞く限り、お前は魔術や魔法がない世界に住んでいたと言っていたが・・・」
「・・・えっと、まずは材料の・・・」
静寂に包まれた夜に響く声、私は思わず奇声を発してしまう。誰かと思ったら、シナノ様だった。
シナノ様は、ついさっきまでヌエちゃんと一緒のベッドで眠っていた筈。起こしてしまったのかと心配になっていたら、シナノ様は私の描いた設計図を見て、ウンウンと小さく首を縦に振る。
「お前は多くの動物達からも愛されておるなぁ、感心するぞ。それに此処は魔力が満ちておる。
これならヌエの体力も直に戻るであろう。」
「あの・・・聞いてもいいですか?
ヌエちゃんは、何歳の頃にシナノ様を召還なされたのですか?」
「そうだのぉ・・・あやつは一族の中でも特に優れた『神獣使い』だったからのぉ・・・
7歳頃じゃないかの。」
「私その時まだ『栞』しか作れませんでしたよ・・・」
「ほぉ、そなた栞も手作りできるのか。それはそれで凄いではないか。だが、魔術も使わずに、
どうやって作ったのだ?
今日の話を聞く限り、お前は魔術や魔法がない世界に住んでいたと言っていたが・・・」
「・・・えっと、まずは材料の・・・」