DIYで魔法世界を再建!
私は、必死に過去の記憶を引っ張りながら、どうやって作ったのかをシナノ様に説明する。でも栞なんてかなり簡単だ。
私がその時作った栞は、レースやシールをたっぷり使った、相当メルヘンな栞。小学生の女の子らしいデザインではある。
まず紙を切って、自分の好きな様にデコレーションする。私は絵が下手だから、そこら辺は素材をたっぷり使って誤魔化した。
次に、上の方に丸い穴を開けて、そこにリボンを通す。実はその時、栞を作ろうとしたきっかけというのが、かわいいリボンを押し入れの中から見つけた事。
その穴にリボンを通して結べば、栞の完成。
「ほぉ・・・手作業でそこまで良い出来栄えを目指すとはな・・・」
「魔法でも物って作れるんですか?」
「まぁな、相手を攻撃するよりも簡単な魔術だから、幼い頃はそういった魔術を学習する。大人
になるにつれて、相手を攻撃する魔術を覚える・・・といった段階だ。」
「・・・ヌエちゃんも、相手を攻撃する魔法が使えるのですか?」
「・・・あぁ、不本意ではあったがな。
そもそもヌエの一族は、自然と共に生き、自然に深謝しながら、我々神獣や精霊達との関係を
深める。いわゆる『人間』と『精霊』の仲介役のような役目を担った一族だった。
だから、元よりそんな一族が魔力を大幅に消費する攻撃魔法なんて使わない。そうゆうのはご
法度だったそうだ。
しかし、戦争が激化するにつれて、魔術師が不足した。だからヌエの一族も、強制的に兵力と
しての教育を受けたのだ。」
「そっか・・・だからヌエちゃんを国から・・・」
私がその時作った栞は、レースやシールをたっぷり使った、相当メルヘンな栞。小学生の女の子らしいデザインではある。
まず紙を切って、自分の好きな様にデコレーションする。私は絵が下手だから、そこら辺は素材をたっぷり使って誤魔化した。
次に、上の方に丸い穴を開けて、そこにリボンを通す。実はその時、栞を作ろうとしたきっかけというのが、かわいいリボンを押し入れの中から見つけた事。
その穴にリボンを通して結べば、栞の完成。
「ほぉ・・・手作業でそこまで良い出来栄えを目指すとはな・・・」
「魔法でも物って作れるんですか?」
「まぁな、相手を攻撃するよりも簡単な魔術だから、幼い頃はそういった魔術を学習する。大人
になるにつれて、相手を攻撃する魔術を覚える・・・といった段階だ。」
「・・・ヌエちゃんも、相手を攻撃する魔法が使えるのですか?」
「・・・あぁ、不本意ではあったがな。
そもそもヌエの一族は、自然と共に生き、自然に深謝しながら、我々神獣や精霊達との関係を
深める。いわゆる『人間』と『精霊』の仲介役のような役目を担った一族だった。
だから、元よりそんな一族が魔力を大幅に消費する攻撃魔法なんて使わない。そうゆうのはご
法度だったそうだ。
しかし、戦争が激化するにつれて、魔術師が不足した。だからヌエの一族も、強制的に兵力と
しての教育を受けたのだ。」
「そっか・・・だからヌエちゃんを国から・・・」