ジョナッシとジョナサーの編
変わった名前の女と男の説話だ。かなり古く、異国の話になる。
ブロンド女の名をたまらん、銀髪男の名をハワージョナッシと言った。
たまらんは大屋敷の娘、彼女はいつだって、団子頭に愛くるしいブロンド、目は美しく青かった。深みを帯びたその少女の目は十六歳のままで、泣く程愛くるしくもあった。
ジョナッシは、寂しくも一人小屋敷暮らしであったー。一人日々生活を営んでいたー。
思うんだ俺、本当に苦しい事があった時、本当の意味で人を愛したい、そして殺したいと想うんだー。名を、ハワージョナッシと言った。
昔祖がいて慈父大だと知っていた。暴れ狂ってやしろに居を置かされた男が祖だ。
ふん、すげえのやらダメなのやら。そう言うジョナッシは呆れた様な物言いだった。
同じ頃、ジョナサーはブロンドの長い髪をはためかせとある要件をこなしに来ていた。ジョナサーは美しく、ジョナッシより格好が良かった。
ジョナッシは銀の髪を柔らかく伸ばしていた。目の色も美しく空よりも銀掛かっていた。
細身で二人は美しかったと言う。そんなハワージョナッシは、もう帰らなかった。泣いた。
朝、死んでいた。一羽の青い目の鳥ー、たまらんー?たまらんに似ていた。直ぐに飛び去ったが、美しい鳥だった。たまらんのミタマは、風の噂で聞くと一個鳥のミタマで、青い目の鳥だと言うー。愛らしさはそのままであったとされる。羽根は緑がかっていたー。
たまらんは可愛らしく、誰もが欲しかったと言った。パワーも勿論欲しかった。見に来たたまらんは、裸だった。
愛くるしい少女のまま、旅立ったハワージョナッシに焦がれた。愛して。ジョナッシ。もう其処にいないジョナッシ、搔き消えたいなと豪語した。
神になれないのならー。愛した女の数は五億、誰もが呆れた美男ジョナッシは、死後神も受け入れず自ら慈父大と化し永遠となった。
泣いたたまらんは、毎度会いに来ては泣き、誰も要らないわと言った。其処で現れたのはジョナサー、たまらんは生まれ変わりかと思い愛したー。
本当に好きです。たまらんは何よーと言った過去を思い出したー。
愛くるしく二人は愛し合った事があったの。二人飾らず、愛し合ったっけねえー!あんたは、寝そべって和服を詰らせたのよね、あたしは服を着ていなくて、泣いて拒んだのよ本寧。
思うの、慈父大になっても、あたしの気持ち何て変わらないからねえ!ジョナッシはただ、おやつを食べていたのよ。あんたは?それと比にならない位の豪華な海外の食い物をくれたのよ。泣いたわ。もう、何も要らないのよあたし。
思うの、今でもジョナッシの奴が現れては愛して搔き消えるのよ。思うの、失ったって良かったわ。
思う事は無いの。もうあたしにはジョナサーがいるのよ。深く団子頭を伏せ、大泣きをして、たまらんは一言、たまらない程愛して〜と、言ったと言う。
古い説話で、思い返す人は多いと聞く。たまらんの本名はたまらんわー、妹がいて、いーわあ、言霊で名前を付けていた為だ。
ブロンドが美しかった事を語り継ぎたかった両親が名付けたと言う。
異国の言葉だった。ジョナッシとジョナサーは対で、実は偉大なる美貌王で有名だったと聴く。
語り得る人は多く、この説話は、名前を変えて多くの村民が語り継いでいるとされる。全てはジョナッシの御心のまま。
青い目の鳥が飛んだ。慈父大となると落ちぶれた男と言う意味で、愛する者は滅多に来てはくれなくなるそうだ。たまらんは、今日も出掛けてはジョナッシを追って、ジョナサーに止められ、幸せを享受していたと言う。幸せ、幸せよー!
ブロンド女の名をたまらん、銀髪男の名をハワージョナッシと言った。
たまらんは大屋敷の娘、彼女はいつだって、団子頭に愛くるしいブロンド、目は美しく青かった。深みを帯びたその少女の目は十六歳のままで、泣く程愛くるしくもあった。
ジョナッシは、寂しくも一人小屋敷暮らしであったー。一人日々生活を営んでいたー。
思うんだ俺、本当に苦しい事があった時、本当の意味で人を愛したい、そして殺したいと想うんだー。名を、ハワージョナッシと言った。
昔祖がいて慈父大だと知っていた。暴れ狂ってやしろに居を置かされた男が祖だ。
ふん、すげえのやらダメなのやら。そう言うジョナッシは呆れた様な物言いだった。
同じ頃、ジョナサーはブロンドの長い髪をはためかせとある要件をこなしに来ていた。ジョナサーは美しく、ジョナッシより格好が良かった。
ジョナッシは銀の髪を柔らかく伸ばしていた。目の色も美しく空よりも銀掛かっていた。
細身で二人は美しかったと言う。そんなハワージョナッシは、もう帰らなかった。泣いた。
朝、死んでいた。一羽の青い目の鳥ー、たまらんー?たまらんに似ていた。直ぐに飛び去ったが、美しい鳥だった。たまらんのミタマは、風の噂で聞くと一個鳥のミタマで、青い目の鳥だと言うー。愛らしさはそのままであったとされる。羽根は緑がかっていたー。
たまらんは可愛らしく、誰もが欲しかったと言った。パワーも勿論欲しかった。見に来たたまらんは、裸だった。
愛くるしい少女のまま、旅立ったハワージョナッシに焦がれた。愛して。ジョナッシ。もう其処にいないジョナッシ、搔き消えたいなと豪語した。
神になれないのならー。愛した女の数は五億、誰もが呆れた美男ジョナッシは、死後神も受け入れず自ら慈父大と化し永遠となった。
泣いたたまらんは、毎度会いに来ては泣き、誰も要らないわと言った。其処で現れたのはジョナサー、たまらんは生まれ変わりかと思い愛したー。
本当に好きです。たまらんは何よーと言った過去を思い出したー。
愛くるしく二人は愛し合った事があったの。二人飾らず、愛し合ったっけねえー!あんたは、寝そべって和服を詰らせたのよね、あたしは服を着ていなくて、泣いて拒んだのよ本寧。
思うの、慈父大になっても、あたしの気持ち何て変わらないからねえ!ジョナッシはただ、おやつを食べていたのよ。あんたは?それと比にならない位の豪華な海外の食い物をくれたのよ。泣いたわ。もう、何も要らないのよあたし。
思うの、今でもジョナッシの奴が現れては愛して搔き消えるのよ。思うの、失ったって良かったわ。
思う事は無いの。もうあたしにはジョナサーがいるのよ。深く団子頭を伏せ、大泣きをして、たまらんは一言、たまらない程愛して〜と、言ったと言う。
古い説話で、思い返す人は多いと聞く。たまらんの本名はたまらんわー、妹がいて、いーわあ、言霊で名前を付けていた為だ。
ブロンドが美しかった事を語り継ぎたかった両親が名付けたと言う。
異国の言葉だった。ジョナッシとジョナサーは対で、実は偉大なる美貌王で有名だったと聴く。
語り得る人は多く、この説話は、名前を変えて多くの村民が語り継いでいるとされる。全てはジョナッシの御心のまま。
青い目の鳥が飛んだ。慈父大となると落ちぶれた男と言う意味で、愛する者は滅多に来てはくれなくなるそうだ。たまらんは、今日も出掛けてはジョナッシを追って、ジョナサーに止められ、幸せを享受していたと言う。幸せ、幸せよー!