とらとうま
さて宇宙に出て3日が経った。
たった3日、されど3日。
いきなりですがノイローゼになりそうな原因そのいち、
私と馬矢くんしかいない。
に、
宇宙船が驚くほど小さい。よって二畳もない自室に引きこもらなければほぼ馬矢くんと顔をあわせることになる。
さん、
やっぱり馬矢くんしかいない。
どうしよう、今からでも遅くない、地球に帰ろうか。
だいたいなんでたった二人しかいないのか。しかも私も馬矢くんも子供なのに。
操縦はオート、というか操縦室とかどこにあるのかも知らないんですけど。
馬矢に聞いたって大丈夫しか言わないし、旅だつ前は動揺してて本山さんの話ろくに聞いてなかったし。
自業自得なのか。いやいや馬矢くんが急に現れるからいけないんだ。一人じゃないってちゃんと言ってよ本山さん…
てかこの宇宙船誰がデザインしのよ、自室ときたら灰色の壁と天井と床!まんま牢屋みたいじゃん!
がちゃこん。
急に開くドアにびくっとなる。
「寅川さん食事の時間だよ」
たった3日、されど3日。
いきなりですがノイローゼになりそうな原因そのいち、
私と馬矢くんしかいない。
に、
宇宙船が驚くほど小さい。よって二畳もない自室に引きこもらなければほぼ馬矢くんと顔をあわせることになる。
さん、
やっぱり馬矢くんしかいない。
どうしよう、今からでも遅くない、地球に帰ろうか。
だいたいなんでたった二人しかいないのか。しかも私も馬矢くんも子供なのに。
操縦はオート、というか操縦室とかどこにあるのかも知らないんですけど。
馬矢に聞いたって大丈夫しか言わないし、旅だつ前は動揺してて本山さんの話ろくに聞いてなかったし。
自業自得なのか。いやいや馬矢くんが急に現れるからいけないんだ。一人じゃないってちゃんと言ってよ本山さん…
てかこの宇宙船誰がデザインしのよ、自室ときたら灰色の壁と天井と床!まんま牢屋みたいじゃん!
がちゃこん。
急に開くドアにびくっとなる。
「寅川さん食事の時間だよ」