Sweet Love~極上に甘い恋~
彼の様子に戸惑いながらも教えてもらうことにする。

「どこがわからないんですか?」

大森さんがわたしの隣に座った。

「えっと、ここが…」

教科書の問題を指差した瞬間、
「――あっ…」

わたしの唇から甘い声がこぼれ落ちた。

大森さんの手が、胸を揉んでいたからだ。

ちょっと…違う、でしょ。

「どこですか?」

そう聞いたきた大森さんに、
「だから、あっ…」

わからないところを教えて欲しいだけなのに…。

これじゃあ、勉強にならないじゃない。

胸を揉まれてたら、全然勉強にならないじゃない。
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